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3日も続いたCopper foil(銅のテープ)巻きがようやく終了。
何点か一緒に作っている為、ステンドグラス制作の中で一番退屈だと常々思っているテープ巻き作業が延々と続いた。(途中用事で出かけていたりしたので、更に時間がかかってしまった) このように、裏に接着剤のついた銅のテープをガラスピースの周囲に巻き、ハンダ付けの際に剥がれないようにきちんと接着して、その後いよいよハンダ付けとなるのだが、この技法はかの有名なティファニーの息子 Louis Comfort Tiffany が考え出した為、ティファニー工法、ティファニー・スタイルなどと呼ばれている。 右の写真の、銅のテープを巻いた部分同士をハンダでくっ付けて行くと、ガラスとガラスの間に金属がはまっているように見えるというわけだ。 私の作品のほとんどは、ハンダ付けが終わった後洗浄し、パティーナと呼ばれる薬品を使って、ハンダを黒かアンティーク調の銅色に染色しているが、ガラスの色によっては染色しないハンダそのものの色(銀色のまま)の方が綺麗に見える場合があるので、色が付いている方が高級とかいうものではない。 以上の作業を、退屈なので、何故かいつもは聴かないThe Eaglesの曲を聴きながら作業していたら、ふと、今日が5月15日だったことを思い出した。 今日は28回目の結婚記念日だった。 記念日と言っても、一緒に祝う人はもう居ない。そこで、ワインセラーから1本、飲みかけの赤ワインを出してきて、写真立てに入ってしまった人と一緒にHotel California なんぞを聴きながら、スタジオでではなく家で飲みながら作業を続けた。 就業時間が決まっているわけではない。「一日中仕事をしている」という時の「一日中」は、文字通り早朝から深夜までだったり、かと思えば、時には日中病院に行ったり、買い物に行ったりもする。勤め人から見たら、なんて気楽な商売だと思うだろうが、仕事に出てさえいれば収入が保証されているというわけではないので、決して気楽ではない。もちろん、有給休暇なんて無い(笑) 個人経営というのはそんなものだ。ましてや、私のような商売になると、一年中時間が有って無いようなもの。楽しくて苦しい経営者兼職人・・・ 今日のワインは、 CATANIA CRIANZA 2004 RIBERA DEL DUERO スペインを代表するワインメーカーの一つ、RIBERA DEL DUERO独特の渋みはあるものの、まだ味が熟れておらず、満足とまではいかない味だった。 来年の今日は、もっと美味しいワインを飲もう。また仕事をしながらだろうけど。
by kiwidinok
| 2008-05-15 19:38
| Stained Glass
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