Copyright:著作権について
当ブログに掲載の、写真・記事・デザインの無断転載及び使用はご遠慮ください カテゴリ
全体 Stained Glass Etching Art ビジネス 海外生活 写真 世界の料理 Wine 映画 英語 New Zealand 本 友人 Music Antique Restoration 簡単洋裁講座 ガーデニング お宝 雑感 未分類 以前の記事
2011年 07月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 検索
タグ
ステンドグラス(146)
日常生活(131) 仕事(87) 由無し心(85) 友人(77) ニュージーランド(59) 料理(46) 音楽(30) 修復(27) 本(20) アート(19) 映画(14) ガーデニング(12) 英語(8) ワイン(7) 世界のお菓子(6) 洋裁(6) オークランド散策(6) 健康食品(4) サンドブラスト(3) その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
スゴイ!!!
この歳になるまで、フードプロセッサーと電子レンジで餅を作れるなんて思ってもみなかったし、そもそも餅作りのためにフードプロセッサーを購入したわけではなかったのだが、ここNZでは サトウの切り餅(400g)が1パック17ドル以上も(日本円にして1,000円をゆうに越える)するとあっては、これは使わない手は無い。 日本に居た時には、頼んだわけではないのにどういうわけだか母が買ってくれた国産のフードプロセッサーを持っていたが、それを使わなくては料理ができないという生活を送っていたわけではなかったので、カウンタートップにそれが乗っているのを目にする機会はほとんど無かった。そんな記憶が鮮明に残っている(=そんな記憶しか無い)同居人Tは、「買ったって、どうせすぐに使わなくなるんだから・・・」と非常に冷ややかなコメントで私の購買意欲を殺いでくれようとしたのだが、「へ〜〜んだ、買っちゃうもんね〜〜」と、密かにどのメーカーのものがいいかをネットで調べる毎日であった(笑) 英語圏で暮らすことは、信頼の於けるキッチンツールを探すのにおおいに役立っている。なぜなら、多くの人は便利なツールを当たり前のように持っているし、毎日のように使ってもいるからだ。日本のように「便利そうだなと思って買ってみたけど、ほとんど使わない」人が圧倒的に多い国とは根本的に違うのだ。(そもそも、食生活が違うのだから・・・) まずは、例によってNZのネット・オークションで food processor が格安で売られていないかを検索。そこでいくつかの新品、中古品を見つけ、店頭で買うのとどれくらいの値段の開きがあるのか、また、どのメーカーのものを買うべきかを確認しようと、Googleで調べ始めた。 そうこうしている内に、「教えて○○○」の英語版のようなものを発見し、そこに寄せられた充分過ぎるほどの数のコメントを、気が済むまで読んだ。これは大いに役立った。 使う目的にもよるのだが、Cuisinart と KitchenAid は概ね高評で、使い勝手も然ることながら、機械自体の信頼性も非常に高いようだった。 最終的に、私の選んだものはこれ(中身は光沢のあるステンレス仕上げで、パッケージの写真とは少々違う)。 パンなどの生地を捏ねる機能+ホイップ機能のついた、容量14カップの、Limited Edition だが、そのメーカーの最新機種ではなく、何年も前に発売された限定版・・・ こういったものは年々改良が進んでいくものであろうから、やはり最新機種の方がいいかなと、かなり悩んだのだが、最新且つホイップ機能標準装備のものは見当たらず、Limited Edition と書いてはないものの、同じようにしか見えない商品が、別のサイトでは130ドル以上高かったり(もしかして、Limited Edition っていうのは、表面仕上げだけが変わっていたとか?と、今書いていて思った)、最新機種でオプションでホイップ機能をつけられるものについても調べたが、自分でアメリカから欲しいパーツだけ取り寄せるにしても、送料等を入れるとやはり高くなってしまうに違いない。ということで、これ以上の多機能を要求しない分価格は安いという、この数年前の限定版で納得した次第である。 何年も前に発売されたものではあるが、モーターの保証期間は20年、それ以外の部分については3年の保証がついていることに変わりはない。 オークランドに比べれば、やはり田舎と言わざるを得ない地方の、小さな商店で買うのだから、多分在庫など多く持っているはずは無いと想像していた通り、届いた荷物は一部ホコリがたまったままだった。展示品だったということを如実に物語っていて笑えた。まぁ、ここで生活しようと思ったら、そんな些細なことで目くじらを立てていたらやっていられないので、別段クレームをつけることもなく、「他で買うより安いし、送料無料だしな・・・」ということで良しとした。(どうせ洗えば一緒だし(笑)) さて、『なぜフードプロセッサーで餅を作ろうと考えたのか』ということに話は戻るのだが・・・ まず、第一にこの機械が必要だと思ったのは、セモリナ粉で作る Baghrir (クレープのようなもの)が、これまで、いくら必死で手で混ぜてもダマになってしまって、満足な仕上がりにならなかったことに端を発している。 混ぜるだけならブレンダー/ミキサーだけで充分だ。でも、ミキサーだけ買っても、私には他に使い道が無いし・・・ 更には、去年偶然手に入れた『電子レンジで30分醗酵の 簡単パン』という本に触発されて、何度かそのレシピ通りに作ってはみたものの、何だか物足りないというか・・・どうせ作るならもっときちんとしたものを作りたいよなと、毎日々ピタパンばかり食べ続けていた私は思ってしまったのだ。 そこで、パン生地を捏ねる機能が付いているものを選び始めたのだが、パン生地を捏ねられるということは、ひょっとしたら餅も搗けるかも知れない・・・と、かつて(これも欲しいと言ったわけではないのに母がプレゼントしてくれたものだったが(笑))餅つき機能付きパン焼き機を使って家でパンを焼いていたことを思い出し、ネットで調べてみると、私と同じことを考えた人がやはり居て、蒸したもち米をフードプロセッサーで搗くのは少々考えた方がよさそうだということがわかった。 他に何か方法はないのかと更に調べてみると、画期的な方法が載っていた。 一晩水に浸けておいたもち米を、フードプロセッサーで粉砕し、少々の水を加えて滑らかな生地にした後、電子レンジにかけ、数回とり出して撹拌を繰り返すと、何と、正真正銘の餅が出来上がるというもの。 「本当にそんなに簡単にできるのか???」と、同居人達も私も『失敗』という言葉が頭に点灯しつつも、『深夜の餅つき大会』(搗かないが(笑))を決行した。 すこぶるパワフルなモーターのおかげか、もち米はあっという間に粉々になり、少量の水を加えると非常になめらかな生地が出来上がった。 それを電子レンジにかける・・・1200Wの電子レンジで一体どれくらい時間をかけたらいいものかさっぱりわからず、様子を見ながら、何度か出して菜箸で混ぜたりしていたが、約3分半ほどで、菜箸にくっついた餅がちゃんと"餅"になっていたので良しとした。 立派に餅ができたじゃないか!!! たったカップ2杯のもち米で、サトウの切り餅8個分はゆうにあったように思う。 もう一切れ150円近くする餅を買って、ささやかな新年を祝わなくていいんだ・・・(笑) しかも、作るの超簡単だし・・・ やったー!!! (⌒▽⌒)アハハ! これで私は同居人に「無駄な買い物をした」って言われないぞ!! 日本なんて、せいぜい年1,2回使うためにだけ餅つき機(専用)を買うんだよ。昔なんて、あんな大きな臼と杵を、年に一度の行事のために保管しておかなくちゃならなかったんだから、それに比べたら、私のフードプロセッサーは何て素晴らしい買い物なことか!(笑) そんな満足感に満たされ、深夜の作り立ての餅を海苔と醤油で堪能した私達は、これから増々横に大きくなるに違いないことなどおかまい無しに、幸せな気分に浸っていた(笑) *ちなみに、なぜ深夜の餅つき大会になったかといえば、もち米を水に浸けたのがその日の夕方だったので、8時間くらい置けばいいってことかと解釈して、深夜になったということで・・・(笑) 追記:Baghrir に興味を持たれた方に・・・
by kiwidinok
| 2011-01-28 13:41
| 世界の料理
|
Comments(2)
Commented
by
mika kato
at 2011-01-28 17:37
x
お餅、いいですね。さとうの切り餅とかよりきっとおいしいのではないでしょうか?
海外生活をすると、日本では作らないようなものまで作るようになりますよね。私は先日、肉まんを作りましたよ。おいしかった!こうやって手作りばかり作っていて、日本でちょっと売っているものを食べると、いかに添加物が入っているのかわかって、気になってしょうがなくなります。。 年末に実家で1年前の佐藤の切り餅を見つけたのですが、新品の佐藤の切り餅と同じような外見で、カビ一つ、ヒビ一つなかったんですよ。特別な梱包らしいけど、あれはおかしい。。。と私は思いました。。。お米屋さんで買うお餅の方は伸びは悪いが、お米の味が佐藤の切り餅よりも断然に濃くて、混ざり物も入ってないからおいしいのか。とも思います。 Baghrirってなんでしょうか?初耳です。これはパンケーキですが、ブツブツと空気穴?が多いパンケーキのようなもの?クランペットととは違うのかしら? 興味しんしん。
0
Commented
by
kiwidinok at 2011-01-29 06:48
mikaさん、邪道な作り方ですが、お餅として認識できるシロモノでしたよ(笑)
私は、お餅については超正当派の、自家製"杵搗き餅"しか食べない家庭で育ちましたからね、この邪道な作り方でこれだけできれば上等だなという感じです。もち米の品質でもかなり味は違ってきますが、こちらでは選べるほどのもち米はもちろん無いので、味というより形状に満足して良しとします(笑) 添加物ねぇ、日本の食品には本当に沢山入っていて驚くばかりですね。何もそんな物にまで入れなくてもというような、お茶や、イチゴなんかにも着色料が混入されていることもあって(肥料に入っていることもあるんです)、安全な物なんてあるのかしらと首を傾げたくなりますよ。 そうそう、Baghrirですが、北アフリカ地方のパンケーキというか、クレープというか・・・フライパンで片面だけ焼いて、表面はブツブツと無数の穴があいているのがよろしいんだそうです。 口で説明するより見た方が手っ取り早いので、YouTubeのビデオをアップしておきました。私は普通のパンケーキよりこちらの方が好きです。
|
ファン申請 |
||