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さて、タラナキ最終日。
チェックアウトは午前10時。 モーテルの目の前にあるギャラリーにカフェがあったので、そこで簡単に朝食を取ることにして入ったはずなのに・・・出てきたものは恐ろしくボリュームのある朝食だった。 ここのコーヒーはタラナキ滞在中で最も美味しかったと同居人も私も思った。 最後になったが、ここのモーテルの外観はこんなふうで・・・ レセプションの脇の階段を上った突き当りの部屋が、今回私達が泊まった部屋だったのだが、入り口はこんなふう・・・ 矢印の所が渡された部屋の鍵をさす所・・・ そう、私の感覚からすると、『窓から入る』という、「えっ?!」と驚く作りだった。 当然セキュリティ万全とは言えないだろうなと、この時点で覚悟することができる。 それでも重たい荷物をずっと持って異動など、しんどくて仕方がない。 そこで、買ったドッグチェーンをこのようにしてストレージのロックに使った。 私達はもうNZに住んで7年半にもなるので、そこが治安の悪い地域かどうかは大体見当がつく。 また、宿泊施設のランキングで上位にランクされていることと、評価のコメント欄にセキュリティ面のことが書かれていないかどうかをチェックしておくこともやはり重要である。 (セキュリティ面に問題があるホテルやモーテルでは、ランキングでトップになることはまず考えられないだろう) もちろん、ドッグチェーンは切られる可能性を否定できず、チェーンをつけてあるストレージの取っ手をもぎ取られることだって考えられるので、これで100%安心していたわけではない。 ただ、幾分マシという程度で、どこの国でも、どんな地域に泊まってもこれで万全などとは口が裂けても言えるものではない。 このモーテルでは毎日ベッドメーキングもタオル交換もしてくれるのだが、その折に入り口の鍵側でない窓の上半分を少し開けて換気をしておくのである。 最初は、夕方ここに戻って来ると、入り口の窓が開いていてギョッとしたが、滞在中何事も起こらず何よりであった。(ギョッとしたと同時に、「平和な国だよなぁ」と笑ってしまった) 朝食の後荷物を車に詰め込み、チェックアウトの時レセプションのオバチャンに、とても気持ち良く滞在できたことを感謝し、滞在中アジア人を数人しか見なかったけど、ここにはアジア人は数える程しか居ないのか?と聞いてみた。 オバチャンは、アジア人もけっこう住んでいると思うけど、オークランドのような大きな都市と比べると少ないかもねと言っていた。 The Last Samurai の撮影時にはけっこうな数のアジア人が来て、さぞかし驚いたことだろう。 帰路は来たときとは若干違うルートを通り、穏やかな美しい風景を充分堪能して、ノンストップで帰って来た。 いい旅だった。
by kiwidinok
| 2010-10-07 00:47
| New Zealand
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