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私のボスはとても誠実な人である。
この仕事を始めて15年。その内の7年はNZの大手の修復スタジオで働いていて、後の8年は独立して一人でコツコツとスタジオを運営してきたという話をしてくれた。 一番大事なのは、良い仕事をすること。 丁寧な、綺麗な仕事をすることで信用が生まれ、口コミでお客が増えて行ったので、これまで一度も広告を出すこと無くやって来れたということだった。 お客が増えても、大きなスタジオを構えて、たくさん人を雇ってというような派手なことはせず、地味に地味に一人で一生懸命に仕事をして来た彼も、どんどん増え続ける仕事に体力が持たなくなるなと、段々心配になってきたこともあり、「仕事を任せられて信用できる人を一人だけ雇おう、そうしたらもう少し多く仕事をこなせるし、余裕もできる。疲れ果ててしまわないで、楽しみながら仕事ができる・・・」と決心し、白羽の矢が私に当たったということなのだが・・・ 私は彼よりも年上で、私の方が確実に動けなくなるのが早いと思うんだよね・・・ と、今日はランチを食べながらそんな話をしていたのだが、歳は気にしていない。重要なのは人柄と腕だからという彼も、私と同じ「ライト付き拡大鏡」を買って来て、今日自分のデスクに取り付けていた。今はいかにも年季が入っていますというプロの集団に見えるだろうけれども、あと10年したら働くことができるかな?と、心配する集団に変わっているのではないかと、そう憂いてしまう現実を悲しく思った。 さて、今日はヴェルサーチの灰皿の下地の仕上げ(色付け行程前まで)と、LLADROのNunの続きを少々。 ボスが2:30に一旦家に戻り、4:30にまたスタジオに戻って来た時、私はちょうど仕事を終えて帰るところだった。今週始めにスタジオの合鍵をもらってあるので、ボスや奥さんが用事で外出しても切りのいいところまで作業できて双方に都合がいい。 また、信頼してくれて鍵を渡してくれたことも、とても嬉しい。 まだパテで埋めた所が綺麗に仕上がっていないので、Nunはまた来週に持ち越し。 まだまだ作業が思うようにはかどらない。
by kiwidinok
| 2009-10-23 20:45
| Antique Restoration
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