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昨日は午前10時から教室生を教え、13日から1ヶ月間韓国に帰るという生徒さんが作品を仕上げてしまうまで、約1時間延長して教えた後、「天敵」にメッセージを送り、夜8時半過ぎだったら手伝いに行けるかも知れないので、必要だったら連絡してと伝えておいた。
そして夕方、ナオチャンがお父さんと一緒に家に遊びに来てくれた。 お父さんは9日の昼頃オークランドに着き、昨日は午前中からずっとQueen Street に行ったり、Parnellを散策したりして歩き通しだったようだ。 とても穏やかそうな、明るい方だった。 我家でお茶を飲みながら楽しく話をしている時に、私たちがナオチャンといつものように冗談を言って笑っているのを見て、お父さんは、「こうやって、家族みたいに付き合ってもらっているんですね」と私に話し掛けてくれたので、「もうすっかり家族みたいなものですよ。全然おかまいもしないしね」と話をすると、嬉しそうにうなずいておられた。 少しして皆で歩いてParnellにディナーに出かけた。 Parnell Roadを歩いている時に、後ろから来た日本人観光客のご夫婦に、唐突に「こんにちは!」と声をかけられた同居人Hは、驚いて一瞬言葉が出なかったようで、ちょっと間を置いて返事をしたらしい。 その方達が「イグアス(レストラン)」が何処かわからないというので、私たちもそちらの方に行くのでご一緒しましょうと、お喋りをしながら歩いて行った。 途中、ミゲルのワイン屋の入り口の階段にジーン・ピエール(ミゲルの店の店員)が座っていたので、「ハーイ!」と皆でご挨拶。彼は爽やかでいい青年だ。 イグアスに着くと、一緒に歩いて来た方達と挨拶をして別れ、また少し歩いて和食レストラン「Nori」で食事をすることにした。 皆で飲んで、食べて、お喋りして・・・注文した料理をシェアして・・・ お父さんが「皆さんに可愛がっていただいているのがよ〜くわかって、本当に安心しました」と嬉しそうに言ってくれたのが、私の心にジーンと来た。 よかったね、ナオチャン。お父さんはナオチャンが一人で海外に出て大丈夫かな?楽しくやっているのかな?って、やっぱりすごく心配していたんだよね。 治安もいいし、景色はきれいだし、人々は悪そうじゃないし、皆と仲良く、生き生きと暮らしている息子を見て、すごく嬉しかっただろうと思うよ。 食事の後もまた歩きだったけれども、帰りに寄ったミゲルの店で、ナオチャンがワインを2本買おうとしたら、ミゲルが、お父さんがこっちに来た特別な日だからと1本プレゼントしてくれて、本当に気の利く、長い付き合いの陽気なスペイン人に感謝して帰って来た。 家に帰ってからもまたワインで乾杯し、話をしながら笑いっぱなし。 夜11時を過ぎて、ナオチャンとお父さんが帰る時、お父さんは玄関で「今後とも息子をどうぞよろしくお願いします」と深々と頭を下げておられた。 私はそんなお父さんの凛とした姿を見て、「あぁ、いいな。こういうきちんとした姿は本当に美しいな」と感動してしまった。 西洋人は仲良くなるとハグしたり、頬にキスしたりして感情を表すが、こういう日本人の心のこもったお辞儀というのは、やはりシャキッとしていて、空気がピンッと張ったような感じがして、グッとくるなと思った。 1週間ほど滞在して日本に帰ると言っていたので、ナオチャンはまた寂しくなることだろう。 親孝行ができてよかったね、ナオチャン。 「天敵」からは連絡がなかった。誰か日本語を入力できる人を見つけたのだろうか。 何とかなったようならいいのだが・・・
by kiwidinok
| 2009-03-11 22:30
| 海外生活
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