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昨年秋、父が庭木を剪定中、脚立から落ちて片腕を骨折した。その時、義兄が家に居たらしいのだが、ドサッと音はしたものの、外を見ると別に変わった様子もなかったので、まさか父が落ちて動けなくなっているとは夢にも思わなかったそうだ。
父は骨が折れた痛みに襲われながらも、全く大きな声を上げることなく、じっと痛みに耐えながら、力を振り絞り、折れていない片腕で何とか一人で起き上がり、出かけていた母が帰って来るのを待って、救急病院に連れて行ってもらったらしい。 その話を聞いて、我家の同居人達は「男だねぇ」「男は黙って我慢するもんなんだって、そう教えられて育ってきたんだよねぇ」と、昭和初期生まれの人が持ち合わせている底知れない忍耐力にたいそう感動していた。 今回の東北地方太平洋沖地震においても、やはり戦後の焼け野原から日本を世界のトップクラスの経済大国にまで押し上げてくれた人々の、とてつもない底力を見せつけられたように感じた。 「これしきのことでは潰れない」 地獄のような戦後を生き抜いて来た世代は、年老いてなお健在である。 きっと、その精神は次の世代、更にまた次の世代へと受け継がれて行くに違いない。 そうあって欲しい。 一昨日、歩いて買い物に出ると、近所のカフェの前の歩道に出ていた立て看板に、 Thinking of Japan Lots of love と手書きで書かれているのが目に入ってきた。 涙が溢れて、何度も前が見えなくなりながら歩いた。 大切な人を失い放心状態の人々に、どうか思いやりを・・・ 「他の人と同じように地域のために働いてもらわなければ困る」などと、冷酷な言葉を浴びせて喜ぶことがないように、そんな血も涙も無い人が大きな顔をして"公平"を叫ぶことがないようにと、心底願っている。
by kiwidinok
| 2011-03-17 16:55
| 雑感
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Comments(12)
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at 2011-03-18 02:15
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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kiwidinok at 2011-03-18 08:24
鍵コメ様、
USTREAMを見ていると、画面の右側にソーシャルストリームというのが表示されますが、それを見ていると、こんな非常時にも、根性の腐っている人は面白半分にコメントを送っていて、見ていて腹立たしくなります。 また、政府の発表、電力会社からの報告の信憑性に関して疑問を持つ人が多いことに加え、報道関係者そのもののモラルにさえも愛想を尽かしている国民が多いということは、それらに関わる人たちがこれまで自分達の利益を守るために、国民をないがしろにしてきたことの表れなんだろうなと私は思いました。 でも、もし一般国民が、操作された情報の中で我慢を強いられ、苦しめられていることを知ったとしても、この先それを変えていく術はあるのでしょうか? 『寄らば大樹の陰』という考え方をする国民が非常に多い日本では、また元来た道をたどるだけにしかならないような気がしてなりません。
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kiwidinok at 2011-03-18 08:25
(続きです)
感謝と他人を気遣う心は、日本人に特有のものではなく、どこの国にもそういう善良な人はいますし、反対に混乱に乗じて一儲けしようと企む人や、平気で悪さを働く人がやはり日本にだっている事を考えると、私は「日本人として」というのではなく、「人として」誠実でありたいなと思いました。
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at 2011-03-18 15:40
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2011-03-18 16:07
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2011-03-18 16:08
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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kiwidinok at 2011-03-19 08:15
鍵コメ様
貴女がこれまで目にして来た沢山の事例は、確かに心に刻まれていて、それが善悪を決定するためのとてもいい経験になっているというのがわかりました。 私達は本当はそうあるべきなんだと思います。誰の指図がなくても当たり前に他人のことを考え、自粛できるものは自発的に自粛し、『前例がなくても』『他にそうしている人が周りに居なくても』人道的に良いと思われる事は進んで行うという、そういう人々が自由に行動できる社会になれば、日本はずいぶんと住み易い国になるはずです。 他の人と同じようにしなければ村八分・・・対面、世間体、体裁、外聞、みえ、格好、そんなものばかりを取り繕っていなければ生きられない社会は、こんな非常時にはひどい混乱状態に陥らないでいられるという長所もありますが、それも長く続くと大きなストレスになってしまい、今度はそのストレスに身体を蝕まれるようになるのです。そんな風潮が作り出した政府や報道機関が、プログラミングされたロボットのようにではなく、血の通う人間として行動してくれる事を願うばかりです。
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kiwidinok at 2011-03-19 08:17
(続きです)
ところで、一番最後に書かれていたコメントについてですが、安否を気遣う連絡が無かったとしても、皆が案じてくれているというのはわかるものです。 連絡が無かったからと言って、それが即『薄情』ということにつながるわけではないですし、それぞれの『思い』というのも違うわけですから、目に見えるものだけを見るのではなく、また、何でもカテゴライズすることなく、貴女には、目に見えないものを見て歳を重ねて行って欲しいなと思いました。
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at 2011-03-19 20:55
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2011-03-19 21:15
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2011-03-19 21:15
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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kiwidinok at 2011-03-20 00:36
鍵コメ様、
貴女はご自分の意見をしっかり持っていらっしゃるのに、どうして非公開にしていらっしゃるのでしょうか? ここの最初のコメントを読んだ時からずっと気になっていました。私は非公開でお返事しても誰も読めないので、公開されている私の返事だけを読んでいる貴女以外の人に、もしかしたら何か誤解されるかもしれないリスクを負って書いているというわけです。また、とてもお返事が書き辛く、非常に不自然にも感じます。 憶測でものを言いたくないので、どんな意図があって非公開にされているのか、まずお聞きしたいと思いました。
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