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最近オークランドは寒い。朝晩の気温は10℃前後で、日中は20℃前後にしかならない。日差しもずいぶんとやわらかくなった。
日本の Amazon に注文してあった中古本がようやく届いた。なぜ日本の Amazon かというと、転送サービスを利用しても尚そこが最も安かったからで、本自体の価格は、アメリカで出版された本であるのにも関わらず、Amazon.com では日本の倍以上の価格が最安値で、新品になると10倍以上の値がついていた。 私が検索した時には、ebay でも1冊だけ出品されていたが、本の状態は『許容範囲』・・・ということは、あまり良くないということで、しかも値段はやはり日本の倍以上した。 私の手元に届いたのは1997年発行の初版のもの。紙の質は粗末であるし、カラー写真も数えるほどしかなく、現代の出版物と比較すると雲泥の差はあるものの、長い年月を経た割には、角が少々傷んでいるだけで、他は新品同様。NZの本屋の店頭に並んでいる"新品の"本の方がはるかに傷んでいる。 使った形跡はないので、どこかの書店でお蔵入りになっていたものなのかなと思ったが、こんな、日本のマーケットにおいては言わばマニアックな(笑)洋書を仕入れる本屋なんてあるのか?あるとしたら、それはどんな本屋なんだろうと、本自体よりもそちらの方が気になった。いや、もしかしたら、海外生活(多分アメリカ)から戻った人が持って来た本を売ったとか、日本に住んでいる外国人が要らなくなって売ったとか・・・etc・・・まだまだ考えられる状況がいくつも出てきたが、きりがないので考えるのを止めた。 しかし、この本が、13年以上経った今でもアメリカでは価値があるとみなされているのは何故なのだろうか? 実際の価格がその当時 US$27.50 だったことを考えると、今現在 Amazon.com に出ている中古品で最安値が US$32.81、未使用品だと US$104.98〜最高 US$191.62 の値がつくというのは、既にアンティーク品の域に達しているということなのだろうか? 私は単に最近買ったフードプロセッサーを使いこなすためだけにこの本を買ったのだが・・・(フードプロセッサーに付いてきた簡単なレシピ・ブックに、この本からの抜粋だと書いてあったため、まずネットで本を検索。本についての評価はもちろん調べた上で購入した) もしかしたら、『お宝』を手に入れたのかもしれない(笑) 私はほとんどの場合、読み始めた本は最初から最後までしっかり読む。 まぁ、レシピの部分は興味が無いものについては、ちょこっと目を通す程度でしかないが・・・ この本には、パン作りに使用する粉について、塩、イースト、水、その他混入可能なドライド フルーツ、ナッツ、種類、オイル、バター、ミルク、等々を使用する場合の注意点についての説明書きが、冒頭にまとめて詳しく書かれていたので、まずそれをしっかり読んだ。 パンを作り慣れている人にはきっと当たり前のことばかりなんだろうと思うが、私は本格的にパンを焼くのは初めてなので、知らない事(或はこれまで気付かなかった事)ばかりで目からウロコ状態である。 いまだこの本の導入部分しか読み終えておらず、載っているレシピでパンを作っていないため、肝心の味については自分の好みかどうか全くわからないが、写真で見る限りでは、繊細な手の動きや成形の美しさでは、少し前に買った Baking Artisan Bread の Ciril Hitz には敵わないように思えた。 ずっと前、このブログに書いたことがあるが、洋裁学校の先生を長年していた職場のボスが、「手を見ただけで器用かどうかわかる」と言っていたことを思い出した。確かに、手を見ただけでわかるものだなと思った。 年期が入っているからそれなりにできるというのと、産まれながらに器用なのとは明らかに違うということがわかったような気がした。 私は以前アンティーク修復工房で修行した経験もあるのだが、『アンティーク修復工房』と公に銘打っていても、その技術の高さはピンからキリまであるのと同じように、『ベーカリー』と銘打っていても、そこで働く職人の技量というのは様々で、味だけを追求したパン屋もあれば、形にもこだわるパン屋もあり、もちろん、そのどちらにもこだわるパン屋も、どちらにもさしてこだわりのないパン屋(利益にしか興味が無いオーナーの場合)もある。 家庭で作るのだから、要は美味しく食べられればいいというだけなのかも知れないが、その美味しさが、果たして生地が最も良い状態で、焼き具合が最高の状態のものなのかどうか、私は気になって仕方がないのである。 勉強に勉強を重ねた暁に、 はてさて、私はどんなパンが焼けるようになるだろうか・・・楽しみである。 --------------------------------------------- 先週焼いたデーツと全粒粉のパンは、ヨーグルトとサラダ油が入って、一体どんな味になるのやらと思ったが、焼き上がりの生地はモチッとしていて、まぁいいんじゃないでしょうかという出来だった。オーブンに入れてから予想以上にふくらんだのにはちょっと驚いた。 また、保存料などの添加物が(もちろん)入っていないのに、ジップロックに入れて常温で1週間おいても、カビ一つ生えなかったのには、もっと驚いた。乾燥しているNZだからかな?でも、スーパーマーケットで買うビニール袋入りの食パンは、冷蔵庫に入れておいても1週間経つとかびるぞ・・・不思議だ・・・
by kiwidinok
| 2011-03-11 13:41
| 世界の料理
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Comments(2)
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by
mika kato
at 2011-03-11 23:45
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どんなパンが焼けたのか見たいですよ!!
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by
kiwidinok at 2011-03-12 08:11
mikaさん、パンの写真、撮りませんでした。また次回という事で・・・
ところで、昨日の東北地方の地震と津波の状況を、そちらでも放送しているのではないでしょうか。こちらでもBBC, CNN, SKY NEWSなどでずっと状況を観ておりますが、地震の直後に起こった津波の恐ろしさに震え上がりました。 幸いにも新潟に住んでいる私の知人は無事だとすぐに連絡をくれましたが、mikaさんのお知り合いは皆さんご無事でしょうか? 原発の放射能漏れも危惧されていると報道されていましたので、そちらも心配です。
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