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どうも仕事にノラない日というのがある。 今日もそんな日なので、買っておいた Slivered Almonds(細長く切ってあるアーモンド)を使って、アーモンド・ボール(クッキー)を作った。 作っているうちにバターの香りがやたらと鼻につき、「こういうのは真夏に作っちゃダメだな・・・」と思いながら、我慢して焼き上がりを待った。 結局、焼け具合を見た時に一つ口にしただけで、何だか食べる気が無くなり、同居人の同僚に半分お裾分けをして数を減らしたが、その後も手が出ず・・・ このクッキーの作り方載っている本 [ステラおばさんの アメリカン カントリーのお菓子] には、面白いレシピが幾つか書かれている。 これはその内の一つなのだが・・・ よき人生の調理法 材料: 愛情・・・・・・・・・・・・カップ1杯 優しさ・・・・・・・・・・・カップ1/2杯 感謝の気持ち・・・・・・・・カップ1杯 楽しい仲間・・・・・・・・・カップ3杯 賞賛・・・・・・・・・・・・小さじ3杯 厳選された忠告・・・・・・・小さじ1杯 喜び・・・・・・・・・・・・カップ1杯 悲しみ・・・・・・・・・・・ひとつまみ 作り方: 1 まず、カップ1杯の愛情とカップ1/2杯の優しさを混ぜ合わせる。 2 そこへカップ1杯の感謝の気持ちと、カップ3杯の楽しい仲間を交互に少しずつ加える。 3 ふるいにかけた小さじ3杯の賞賛を入れる。味つけには小さじ1杯の厳選された忠告を使う。 4 軽くたたみ込むようにして、カップ1杯の喜びを、ひとつまみの悲しみとともに加える。 5 4を、静かにゆっくりと、小さなけがれのない心に注ぎ込み、熟成するまで焼く。 6 よく熟成したら、とり出して社会に出す。 『アーミッシュ・クッキング・ブック』より 書き写していて思った。 『けがれのない心』って、何歳くらいまで持ち続けていられるのだろうか? 社会に出る時には、ひとつまみの悲しみを加えていないとよろしくないというのは、確かに言えている。 ひとつまみで充分だ。多過ぎると熟成するのにとても時間がかかる。(時間はかかるが、焼き方を間違えなければ、いつか熟成するだろう) 私はまだ社会に出るのには早過ぎたかな・・・ それとも、熟成し過ぎて醗酵しちゃったとか?・・・ 大丈夫だ・・・醗酵しなくちゃ美味しくならないものもある・・・
by kiwidinok
| 2010-12-15 12:23
| 本
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