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歌が途中で終わってしまっていても、完璧なビデオ エディティングでなくても、他の美しい映像ばかりを集めたビデオよりもこの映像の方が私は好きだ。 小学生の頃、夏休みに"書かされた"読書感想文が何がしかの賞を取り、ご丁寧に昼の校内放送で朗読させられるという最悪な経験をしたことがある。幼かったので抵抗することもできず、言われるままに放送室に呼ばれ、全校生徒が給食を食べている間それを読んでいたのだが、教職員の方々は、一体どれほどの生徒が他人の読書感想文に興味深く耳を傾けると思っていたのだろうか? 私は、普段のランチタイムの光景を想像しながら読んでいた。 給食で出される安っぽい食器がガチャガチャ鳴る中、友達とお喋りしたり、物を落としたり、先生が「おい、静かに聞け!」と怒鳴ったり・・・そんな種々雑多な物音の中で、小さなスピーカーから流れる私の声は大方の生徒にとって『雑音』でしかなかっただろう。 そんなことはわかり切っていたのに、何故放送することを承知したのか・・・「嫌です」と断る選択肢がなかったのだろうなと、そんなことをこの歳になっても時々思い出したりもする。 文を書くことは全く苦痛ではなかったし、どのように書けば一目置かれるかも大体わかっていた。 本をろくすっぽ読まずに立派な読書感想文を書くことも得意だった(笑) でも、ある時私は、『文章をソツなく組み立てる』ことに疑問を持ってしまったのだ。 ただ上手く書いただけの、心のこもっていない文章には価値など全く無いということがよくわかった。 誰かにとってではなく、私自身にとって、整った文章を書くことが全く価値の無いものとなった。 やたらと難しい表現を羅列して、さもインテリですと言わんばかりの文章を書く輩にはうんざりし、不器用に、素朴な言い回しで何とか自分の思っていることを表現しようとか、自分の思いを伝えようという、気持ちが伝わって来る文章を書く方がどれほど価値があるかと気付いてしまってから、全てのものに対してそういう見方をするようになった。 そう、全ての『上辺だけ』、『見せかけだけ』のものに対してげんなりしてしまったのだ。 このビデオに話を戻そう。 私はこの曲の歌詞はわからず、ただ雰囲気だけで感じるしか術がないのだが、この素朴な光景がこの曲にはとても合っているように思った。 私はこの中に入れるだろうか・・・ 受け入れてもらえるだろうか・・・ そんなことを考えながら、細々とアラビア語を勉強し続けている。
by kiwidinok
| 2010-10-28 10:25
| 雑感
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Comments(2)
Commented
at 2010-10-28 23:42
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
kiwidinok at 2010-10-29 06:46
鍵コメ様
カフェのメニューを考えたり宣伝の仕方を考えたりするのは好きですが、実際に運営するとなると、行儀のいいお客ばかりではないので、私のように一本気な性格では無理だなと、見ていて思います(笑) 私はアドバイザーとか、チアリーダー(年食った)の役割しか果たせませんね。 そちらは予想外の展開になっていたとも知らず、私は今度帰ったら貴女の所でのんびりしようと目論んでいました。私もすごく残念です。でも、もしかしたら今回の取り合わせで、何かが貴女にとって相応しくなかったのではないかとも思いました。それが関わっている人だったのか、場所だったのか、時期だったのか、はたまた全く別のものだったのか、私にはわかりませんが... 貴女はその仕事にとても向いていると私は思いますし、必ず成功するだろうという確信のようなものもあります。 天性の『食のセンス』を埋もれさせてはもったいないですから、貴女に好機がやって来るのをこちらで強く祈っていますよ。 あぁ〜、急に『おはぎ』が食べたくなりました・・・
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