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私はこの『ゆるい』国を本当に平和な国だと思う。
昨日始めて知ったのだが、今開催されているFIFA World Cup に出場したニュージーランドの選手の中には現役の銀行員がいた。 (イメージはThe Soccer Room のwebsiteをキャプチャーしたもので、今年4月17日付の記事なため、写っているユニフォームは今大会のものではありません。) 今大会ゼッケン13番のAndy Barron はこの大会に出場するということで、銀行から6週間の休みをもらい、試合が終わればまた銀行員として通常の生活に戻る事を約束されている。 プロのプレイヤーではない人が加わっているのにも関わらず、ここまで頑張れたNZは、よほどチームの雰囲気が良かったに違いない。 試合の前の国民の声も、「まぁ、勝つのは厳しいだろうけれども、頑張ってくれるといいなぁ」というような温かいコメントばかりだった。 『勝つ』という事に関しては、正直期待はしていなかった人たちがほとんどだろうと思うが、それでも、『どれだけ一生懸命に頑張ったか』はとても重要な事で、とりわけこの国ではそういった"真摯な態度(姿勢)"が再重要視され、正当に評価されてもいるように私は思う。 何が最も大事な事なのか・・・ この世界一平和な国は、その評価に恥じない平和な姿を、飾り立てる事もせずに、自然なままで見せてくれている。 誰と比べてではなく、その人自身が精一杯頑張ることを楽しんでいる姿そのものが美しい。 心からそう思った。 *世界一平和な国NZは、移民の国である。 世界中から集まった様々な人々・・・言語も、生活習慣も、目の色、肌の色、髪の色も違い、宗教も全く違う人たちが、富んでいた人も貧しかった人もひっくるめて、平和に生きられる国なのだ。 これは本当に素晴らしいことではないだろうか。
by kiwidinok
| 2010-06-30 12:09
| New Zealand
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