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英語の勉強のため、ラジオを聴くことと、インターネットで NZ Herald を読むことを日課にしているのだが、NZ Herald のトップページ中程に Sideswipe という読者からの投稿を載せたものがある。
Sideswipe には、(話しのついで/事のついでに言う)非難という意味があり、手厳しく批判しているものもあれば、笑って済ませられる類いのものもある。 読者が見たり聞いたりした、「これってどうよ?」という問いかけを、Herald のような大きなメディアが扱うことで、多数の人に『モラル』というものを認識させる良い機会になっているように私は思った。 以前、某スーパーマーケットで特売の広告を打っておきながら、実際は何だかんだうまいことを言いながら広告に反した販売をしていた店があり、異議を唱えたお客が、店員と口論の末「これは Sideswipeのいいネタになるな」と言ったところ、態度がコロッと変わって、"あなただけは特別に"特売価格でいいよということになったんだそうな。 もちろん、その人はそんな気分の悪い店では買わず、"あなただけ特別に"という部分までしっかりと投稿することで、その店にも、また一般の人々にも警鐘を鳴らすことができた。 これは昨日の Sideswipe をキャプチャーしたものであるが、 この左の写真は、市から支給されているリサイクル・ビン(リサイクル用の瓶、缶、紙類を入れる容器:イギリス英語では蓋付きの容器のことを bin と言う)で、オークランド市内の全家庭はこの容器を使用しているわけだが、この家では多分悪ふざけでこれを書いたか、或はシールを作って貼ったかしたのだろう。 Human Body Parts Only ・・・和訳するまでもなく、macabre(不気味な、ゾッとするという意)だと感じる人の方が多いだろう。 通行人にしっかりと写真を撮られ投稿されてしまったこの家・・・「527」という数字は番地を示し、写真を撮った地域の名前もしっかり書かれているので、後ろに写った家と番地を探せば家を特定するのは簡単である。悪ふざけがどこまで通用するのか、家を特定されて処罰される可能性は無いとは言えない。 また、この右の写真に写っている車は、『傲慢無礼な駐車』をしているメルセデスである。パッと見ただけでは、普通に道路を走っている車のように見えるのだが、中に人は乗っていない。説明を読むと、どうやらこのオーナーは、テイクアウェイ(米語:テイクアウト)の店に買い物に行く間、きちんとした駐車場が近くに幾つかあるのにも関わらず、駐車場ではなく上り坂(傾斜地)の一般道路上に駐車して行ったらしい。 一般道を自分が楽をする為に塞いでしまうことに何の罪悪感も感じないという、とんでもなく身勝手なこの車のオーナーは、きっとこれだけではなく、全ての事に ARROGANT であるに違いない。 こういう「本当にそんなことってあるの?」と目を疑ってしまうことを野放しにしておくと、「あぁ、あれでもいいんだ・・・」と短絡的な発想をする人が増えて、『何でも有り』の世界になってしまうように思えて仕方がない。 日本に居た頃、有料道路(バイパス)の料金が夜間は安くなることから、その時間近くになると(1時間以上前から)料金所の周辺は道路上に停車したトラックなどの大型車両が連なり、事実上走行困難となっていた。中にはエンジンを切った車の中で仮眠を取っている運転手もいた。 それはかなり問題になっていたのに、警察はその事実を知りながらも積極的に取り締まることをしなかった。 今はどうか知らないが、TVのニュースでも取り上げられたにも関わらず、何もアクションを起こさなかった警察に対して、私は本当に失望し、何の信頼感も持たなくなった。 NZのこの Sideswipe 投稿欄(要記名)は、人々に『良識とは何ぞや』と問いかけるのに非常に役立っているように私は思う。
by kiwidinok
| 2010-03-10 13:05
| New Zealand
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