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ボスが数年前に買ったという磁器の花瓶(?)を、来月のアンティークフェアで売ろうかと思っているというので、それじゃ銘を調べてみるねと言って写真を撮ってきた。
この「竒陶軒 桝吉」という銘は「初代 川本桝吉」が使っているが、二代目桝吉の銘が検索できなかったので、このボスのお宝がどちらのものかは私にはわからない。 ただ、この初代桝吉に関しては、「瀬戸染付」の名工として名を馳せた人物として、いくつか資料が存在していた。 興味深いエピソードもあった。 1876年にパリ万国博覧会に出品した作品があまりにも巧妙だったため、磁器ではないのではという疑惑が持ち上がり、玉砕して真偽を確かめたという、何とももったいない話。 その当時はそうするしか確かめる方法が無かったんだろうけれども、そんなに素晴らしいものを二度と見ることができないなんてと、文を読みながら何だか悔しくなった。 初代桝吉は、1873年 ウィーン万博、1876年フィラデルフィア万博で受賞しており、数々の素晴らしい作品を世に出してきた人であったようだ。 そんな日本の名陶工の作品、売らないで手元に置いておいたらどうでしょうと言ってみようかな?(実は私が欲しかったりする(笑)) それはさておき、今日から私の仕事のお伴に加わったもの・・・ ちっちゃなラジオ。(何故か買った当初から基盤が焦げた臭いがしているが・・・大丈夫だろうか?) 時代を逆行しているよ、私の生活・・・(^^;;; 我家ではAMもFMもアンテナを伸ばす必要もなく、とてもクリアーに聴けるのだが、修復スタジオで聴くのは少々大変。もう少し高いのを買えばよかったかな? ボスが中国語放送を聴いている間、私は News Talk ZB を流しっ放しだったので、帰る頃には電池がどれだけ持つかが気がかりになってしまった。 そして、家に帰って来てからは、引き出しの中に入れてきたラジオが発火していないかどうか気になりはじめた。 う〜ん、大丈夫かな・・・ ニュースと言えば、昨日、今日と今NZに来ている英国のPrince Williamの話題で持ち切りだ。
by kiwidinok
| 2010-01-19 17:44
| お宝
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Comments(2)
海外向けに日本の焼き物の美しさを表現した壺ですね。絵付けされた花はとても華やか。磁器の肌の色も落ち着いていて素敵。日本の家というより、海外の広いリビングルームに飾っておきたい感じですね。
うーん、売ってしまったら勿体無いです!kiwidinokさんが譲り受けては? 名工桝吉のことは初めて知りましたし、パリ万博のエピソードなど興味深く拝見しました!
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kiwidinok at 2010-01-21 17:57
さらさ さん、コメントありがとうございます。
川本桝吉のことは、私も今回調べてみるまで知りませんでしたが、昔の職人は立派なアーティストでもあると、その腕の確かさに改めて感心してしまいました。 これは海外への輸出用に作られたものらしいのですが、古美術に詳しくない私は、これが桝吉本人の手に寄るものか、そのお弟子さんが手掛けたものかもわからず、値打ちがあるのかどうかもわかりませんが、陶芸家は自分の作品の出来が気に食わないと粉々に割ってしまうと聞いたことがありますから、銘が入って輸出されたということは、それなりに価値があるものだという事なんでしょうね、多分。
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